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持続可能な地域交通を考える会 活動記録 2015(平成27)年度

2015年 4月 1日 〜 2016年 3月31日(第8期)

議論・交流

定例会、メーリングリスト(ML)

定例会は前年度より会場と開催頻度を変更したが、以降参加者が減少し開催意義が薄らいだため、2015年7月を最後に以降休会とした。その替わり作業日を年度内2回設け、事務作業に参加してもらいながら意見交換や打ち合わせを行った。

会員同士の意見交換や情報交流、急を要する意思決定などにはMLを活用した。

電子メールアドレス、名刺の発行

希望する会員(協力会員、賛助会員を除く)に発行しており、普段の活動や情報交流に活用されている。

情報発信

ホームページflickr

引き続き、本会の取り組みの紹介・報告・記録などを行った。

一方、前年度より運用を始めたflickrには、本会会員が視察等で撮影した写真に加え、成果物の画像を掲載してプレゼン用に提供するなど活用している。

twitterfacebookかわさき市民活動ポータルサイト「応援ナビかわさき」

SNSでは twitter と facebookページを運用中。ただし、事務局の人手不足などにより、あまり更新ができていない。

会紹介リーフレット

2010年度に、かわさき市民活動センターさん、専修大学ネットワークメディア学部さんとの共同事業により制作していただいたPR素材引き継ぎつつ、最近の情報を反映させたリーフレットを2013年度に制作(改訂)した物を利用していたが、定例会の休会に伴い配布を打ち切った。

メールマガジン【休刊】、イベントカレンダー【休止】

事務局の人手不足などにより、メールマガジンは2009年12月号を最後に、イベントカレンダーは2011年12月以降、休止している。

組織・運営

会員・協力会員・賛助会員の募集寄付の募集

会員(活動に参加し、費用面でも会を支える人)、協力会員(主に情報発信やイベント出展時などにボランティアで協力する人)、賛助会員(資金面で会を応援する人・団体)を随時募集している。 資金面では、寄付・カンパも随時募集している。

事務所の開設

2012年度より、かわさき市民活動センター内「市民活動ブース」に事務所を開設川崎の交通とまちづくりを考える会川崎フューチャー・ネットワークと共同利用)し、本年度も継続利用している。 パソコン、プリンタ等を備え、調べ物や書類作成等の作業ができるようにするとともに、本棚を設置し、会や代表が所蔵する資料を一層活用できるようにしている。

調査・支援

自転車の安全な利用促進(『自転車ルール教本』関連)【継続】

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市民の足として日常的に多く利用されており、経済性に優れ、環境負荷の低減や健康増進にも資する自転車は、一方で安全面が課題になっている。

自転車のルールには例外や誤解が多く見られ、また多忙な市民が見て分かる親しみやすい教材が存在しなかったことから、本会では2013年度に「平成25年度 かわさき市民公益活動助成金」を受けて『市民のための自転車ルール教本―安全に走るための3ポイント』を制作した。この内容が好評を得て、自治体や学校、企業、地域団体、市民団体などが実施する自転車ルール指導に利用されるようになった。

この実績を踏まえ、本年度は『自転車ルール教本』改訂3版(右図)を制作し、冊子および電子版の頒布を行った。

また、「平成27年度 かわさき市民公益活動助成金」を受け、大阪府堺市「さかい自転車リーダー養成講座」の先進事例視察に伺うとともに、高津区役所と共催で自転車ルール指導者研修会を開催するなど、教本を使って指導をする人を増やす取り組みにも着手した。

本事業は各方面より好評をいただいているが、本事業を継続的に実施するためには、人材面、資金面などで課題を抱えている。 2016年度は引き続き指導者育成を軸に据えた事業を計画しているが、同時に事務の一層の効率化、教本の頒布数の拡大にも取り組んでゆく。

川崎市内連携(共同事業)【継続】

前々年度までに共同実施してきた「コミュニティバス調査支援」「かわさき気候変動円卓会議」および旧「自転車タクシー提案」事業の一部(市内事業、K-cubeさんに引き継ぎ済み)を整理統合したもの。

コミュニティバス連絡会(K-cubeさん主催事業)、自転車タクシー試乗会など、川崎市内で行われる関連活動が実施される際に、随時協力することを想定している。 本年度は特段の取り組みは行われなかった。

自転車タクシー連絡会(共同事業)【継続】

旧「自転車タクシー提案」事業のうちK-cubeさんに引き継ぎ済みの市内事業を除いたもので、共同での連絡会の開催のみを行っている。本年度は1月に連絡会を開催した。

その他(会員有志の取り組み)

各地の自転車レーンをはじめとする交通施策の視察に出かけた。 交通・環境分野の各種講演会・学習会に参加するなど、自転車、バス、エネルギー問題、地域コミュニティ等の調査・学習会に参加した。

情報提供・連携・政策提言

翻訳出版『クルマよ、お世話になりました―米モータリゼーションの歴史と未来

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2009年度より情報提供事業の一環として取り組み、進展に伴い2012年度より単独事業化した翻訳出版事業は、2013年度に翻訳本が無事出版された(右図、白水社刊、2013年10月下旬より全国書店にて発売中)ことを受け、前年度より再び情報提供事業に統合した。 本年度はイベント等での展示を実施。

『交通・環境・まちづくり おすすめ図書』【休止】

2009年度より発行している『交通・環境・まちづくり おすすめ図書』の在庫減少に伴い2014年版の改訂発行に向けた準備をしていたが、人手不足に伴うイベント出展の抑制、担当者の多忙といった状況変化に合わせ、改訂発行を見合わせた。

イベント出展

6月「高津区市民活動見本市」@高津市民館、1月「かわさきボランティア・市民活動フェア」@中原市民館。

なお、本年度は人手不足の深刻化に伴い、新規は見送るとともに、既存の出展も大幅に絞り込んだ。

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企画協力・展示提供

自転車のルールに関する展示・資料提供(随時)。 各地の自治体、学校、企業、地域団体、市民団体等が実施する自転車ルール指導等への教材提供や講師派遣。 「第9回 EST普及推進フォーラム」への資料提供。

他会との連携(敬称略)

NPO自転車活用推進研究会会員等と協力し、『自転車ルール教本』を使った指導等に関する協力展開を行った。

クルマ社会を問い直す会などが実施する政策提言や、交通犯罪(交通事故)に関する啓発活動に協力した。

自転車スイスイ(東京都小平市)との情報交流、事業協力を行った。

キャンペーン

モビリティウィーク&カーフリーデー」、「世界道路交通被害者の日」、環境省「smart move(スマート・ムーブ)」キャンペーンなどに関する広報を行った。

政策提言

本会名義で実施したものは無し

活動記録(日付順、敬称略)


対外活動・公式活動運営・手続き
4月

5月 [25]【調査支援】『自転車ルール教本』を使った自転車ルール模擬講習 [08] 総会(7)、定例会(68)
6月 [21]【情報提供】高津区市民活動見本市2015「高津どんなもんじゃ祭り」出展
[29]【調査支援】高津区区民会議「自転車の安全運転講習会」提供

7月
[09] 定例会(69)
[23] 作業日
8月 [03]【調査支援】大阪府堺市「さかい自転車リーダー養成講座視察
[04]【調査支援】大阪府堺市自転車レーン等視察撮影
[14]【調査支援】『自転車ルール教本―安全に走るための3ポイント』改訂版発行、価格改定
[29]【調査支援】同 Amazon.co.jp などでの委託販売開始、電子版更新
[29] 作業日
9月 [12]【調査支援】高津区青少年指導員向け講習会提供
[16-22]【調査支援】各地のモビリティウィーク&カーフリーデー視察

10月

11月 [15]【情報提供】「世界道路交通被害者の日」広報、関連行事視察
[20]【調査支援】自転車ルール指導者研修会@高津区役所開催(共催)
[04] 作業日
12月

1月 [16]【調査支援】自転車タクシー連絡会
[30]【情報提供】かわさきボランティア・市民活動フェア「ごえん楽市」出展
[09] 作業日
2月 [22]【情報提供】「第9回EST普及推進フォーラム」資料配布
3月 [19]【調査支援】新潟市BRT・自転車レーン現地視察
[26]【調査支援】小田栄駅開業、視察撮影

・各項目には、調査支援、情報提供(イベントを含む)、意見提言の主要3分類を付記している。
・上記のほか、自転車の安全な利用促進事業および旧翻訳出版事業に関連して各地で開催される行事等に資料・展示等を提供している。
・上記のほか、会員個人が任意に訪れて撮影した写真(のうち本会の趣旨に合致するもの)もflickrに掲載している
以 上 

関連ファイル


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