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持続可能な地域交通を考える会 2009年 9月(2009年度 第6回)定例会資料

2009年 9月10日(木) @高津区役所4階「市民活動支援ルーム」

議題

  1. 【報告・進捗】MAKE the RULE 川崎
    □9/02 MAKE the RULE 請願が川崎市議会・環境委員会で審査 □9/05 「市民共同おひさま発電所 1周年記念講演会」開催協力 □10/26 MAKE the RULE 川崎 地域セミナー 藤野純一氏講演会
  2. 【報告】「高速値下げ・無料化」「ガソリン値下げ」対応
    □8/10 「高速道路無料化・暫定税率廃止に起因する環境・社会影響」検証ペーパー発表(論文寄稿) □9/08 「人と環境にやさしい交通政策の実現を求める要請書」提出(個人対応)
  3. 【進捗】今年度市内事業
    □「世界道路交通犠牲者の日」 □「地域交通出前講座シリーズ」制作 □市民活動センターからの視察について
  4. 【進捗】その他の事業
    □横浜カーフリーデー2009 □翻訳出版 □高津区蟹ヶ谷・久末地区の交通不便改善に向けた取り組み
  5. その他の報告と意見交換
    □12/06 「高津区市民活動見本市」への参加について □県営野川住宅跡地の緑地公園化の取り組みについて(情報提供)

【報告・進捗】MAKE the RULE 川崎

8/18 第4回作戦会議

かわさき市民活動センターのフリースペースに賛同団体の関係者5名が集まり、意見交換と、9/05 のシロベエ招聘、今後開催予定の地域セミナーの展開方法などについての検討をした。

9/02 MAKE the RULE 請願が川崎市議会・環境委員会で審査

2月に提出していた請願が審査入りした。当日は提出団体から4名と、別途陳情を提出していた団体から1名が傍聴に訪れた。

審査された結果、意見書提出については概ね合意されたが、数値を入れることに難色を示す議員がおり、ひとまず継続審査として、詳細については調整した上で近日中に再度審査を行うこととなった。

9/05 「市民共同おひさま発電所 1周年記念講演会」開催協力

9月5日に川崎市国際交流センターで開催された、枝廣淳子氏を招いての市民共同おひさま発電所 1周年記念講演会「COP15における日本の役割」にて MAKE the RULE 川崎が協力し、MAKE the RULE キャンペーンのシロベエ実行委員長を招いてMR川崎の取り組みのPRと署名募集を行った。

当日は公称150名もの皆さんにご来場いただき、会場を埋め尽くす盛況となった。枝廣淳子氏の講演では MAKE the RULE キャンペーンで訴えているような日本の温暖化対策に欠けている「しくみ」づくりについて分かりやすく説明していただけたことに加え、シロベエ実行委員長に親しんでいただくこともでき、私たちの取り組みをより多くの方に知っていただくよいきっかけになったと思われる。

その後に募集した署名も好評で、当日は最後まで会場におられた来場者の 1/3 ほどにあたる36名の方にご署名をいただくことができた。

また、当日持参してチラシ置場に置いた「地域交通出前講座シリーズ#1 自転車スイスイ講演録」冊子と「世界道路交通犠牲者の日」リーフレット各20部は全て配布した。

9/16 第5回作戦会議

18:30から、かわさき市民活動センター・フリースペース(前回と同じ、武蔵小杉駅より徒歩数分)にて開催予定。10/26開催予定の地域セミナーの具体的な内容などを検討する予定。

10/26 MAKE the RULE 川崎 地域セミナー 藤野純一氏講演会

MAKE the RULE キャンペーン事務局の協力を得て、MAKE the RULE 川崎の各団体が協力して開催することとなった。会場費・講師謝金などの費用は地球環境基金の助成金を活用する。詳しくは企画書(別紙)を参照。詳しい段取りは 9/16 に調整する。

当日はお誘い合わせの上ご来場いただくとともに、当会からも設営・受付などのお手伝いをお願いしたい。 当日お手伝いいただける方は、10月26日(月) 18時川崎商工会議所 5階講堂(JR川崎駅 東口、京急川崎駅 中央口より徒歩数分、自転車の方は京急高架下の市営駐輪場をご利用ください:事前申請いただければ駐輪回数券を支給します)に現地集合していただきたい。

【報告】「高速値下げ・無料化」「ガソリン値下げ」対応

8/10 「高速道路無料化・暫定税率廃止に起因する環境・社会影響」検証ペーパー発表(論文寄稿)

2008年10月に政府の「生活対策」として盛り込んだ「高速道路料金の大幅引き下げ」が発表されて以降、当会では諸会と連携してこれを実施しないよう再三にわたり申し入れてきたが、政府はこの要請を悉く無視した挙げ句、今年3月にはついに実施した。

それからまだ半年も経っていないが、その悪影響は我々の予想をはるかに上回るものとなった。まずは物流のモーダルシフトを担うフェリーから悲鳴を上げ、次に地方高速バスが軒並み機能マヒに陥った。高速バスは5月連休の利用客が平均 6〜7% 減少した上、渋滞に巻き込まれ所要時間が 2倍になる、遅延が10時間に及ぶという、まさに公共交通機関として機能しない事態となった。 この事態を受けて日本バス協会は「公共交通の機能がマヒし、経営努力の及ばないところで利用者の利便性を損ねている。環境保護にも反する」と訴えているが、政府は反省するどころかお盆期間に値下げ実施日を平日まで拡大し、一層事態を悪化させた。

大型連休や夏休み期間にはJR各社が未曾有の乗客減を記録し、しかも対抗値下げを強いられたことから、JR西日本では定期外運賃収入が前年同期比 11.8%減という、かつてない過酷な大幅減となり(下表参照)、同社はこれを受けて再度の業績予想下方修正を行った。

JR西日本の2009年4-6月の輸送量・運賃収入実績と前年同期比 

直近ではフェリーやバスへの影響は深刻で、これまで高速バスの収益で不採算の一般路線バスを支えていたバス事業者が悲鳴を上げており、8月には西日本鉄道がついに地方公共交通を支える路線バスの縮廃に着手したが、このマイカー優遇政策が今後も続くようであれば、鉄道を含めた影響の拡大が避けられそうになく、私たちの毎日の生活を支える公共交通は存続の危機に立たされている。しかも、総選挙を控え与党ばかりか野党第一党までもが「暫定税率撤廃」(ガソリン値下げ)や「高速道路無料化」をマニフェストに盛り込み、世界で最も優れたネットワークを有していると言える日本の公共交通は破綻の危機に直面することとなる。

こうした看過できない事態を前に、微力ながらも各所に働きかけを続けてきたが、去る 8月10日、環境自治体会議 環境政策研究所の上岡直見・主任研究員より高速道路無料化・暫定税率廃止に起因する環境・社会影響」検証結果を寄稿いただき、これを当会Webページなどを通じて公表した。この検証結果を朝日新聞が記事にしたことをきっかけに注目を集め、21日には気候ネットワークを通じて「高速道路政策に関する検証ペーパー」が発表された

なお、この試算は都市間交通だけに限って行われたものだが、CO2排出量で年間980万トン増加、交通事故による死者が年間 250人・負傷者が4万2千人増加、都市間鉄道(新幹線・特急列車)の利用が 36% 減少、都市間バス(高速バス等)では 43% 減少するとの結果が出ている。上岡氏によればこの試算で対象となったのは全体の 1/4 程度であり、実際にはこの 2〜3倍もの影響が出ることが考えられるという。前述のように既にその片鱗が見えつつあるが、この事態が恒常化すれば、地方鉄道はおろかJR3社といえども経営が立ち行かなくなる事態が危惧される。

9/08 「人と環境にやさしい交通政策の実現を求める要請書」提出(個人対応)

8月30日の総選挙は半世紀ぶりの政権選択選挙となったが、残念ながら交通政策に関してはマイカー優遇以外の選択肢はほとんど示されなかった。唯一、選挙公約で「人・まち・環境にやさしい交通」という項目を立てた社民党の連立政権入りが報じられる中、クルマ社会を問い直す会の有志とともに、社民党阿部知子政策審議会長に要請を行った。調整期間が取れなかったことから個人対応としたが、その内容は別紙のとおり。

内容としては民主党マニフェストに沿いつつ実質的に「ガソリン値下げ」「高速無料化」を防ぐことを主眼に置いた。今後は機会を得て他党への要請も検討したいが、要請内容については検討を要するものと考えている。

【進捗】今年度市内事業

「世界道路交通犠牲者の日」

まずはリーフレット制作を行う方向で検討が進み、今年は2種類制作する方向で検討している。

まずは去年制作した際にいただいたご意見を踏まえ、一般の方に伝えるために工夫したものを 1種類用意する。具体的には、解説面の冒頭に書いた「日本の実情は?」の部分を分かりやすくしたもの。

もうひとつは、私たちがこの記念日で何を訴えたいのかを考え、具体的には昨年制作したリーフレットにも書いた 2点、速度制限の遵守と生活道路の安全確保を前面に出して訴える方向で検討している。

判型はいずれも A4 3つ折り(昨年同様)で、今年もクルマ社会を問い直す会さんと共同で、市内外で配布できるように多めに刷れればと考えている。

なお、今年の記念日は11月15日になるが、去年のようなギリギリではなく、今年はもう少し余裕を持って準備を進めたい。遅くとも 9月中には大まかな内容を確定させ、10月中には印刷まで終わり配布準備が整うような段取りで進めたい。

「地域交通出前講座シリーズ」制作

地域交通出前講座シリーズ #2 の発刊に向け調整している。目処は立ったものの、担当者多忙につき調整が止まっている。

また、#3 以降の内容として、野川南台コミバス視察報告、良いバス停の事例紹介、未来絵本(クルマを使わない生活とクルマ依存の生活との対比で描く)などの案が出ているが、これを具体化させたい。

市民活動センターからの視察について

市民活動センターが助成金事業の視察に来られることとなった。 視察対象は平成21年10月 1日(木) 〜 12月15日(火) の間に行われる助成金交付事業に関する活動で、現場見学・事業実施状況の確認が主な内容。また、視察時の様子を撮影し市民活動センターの情報誌などに掲載される場合があるとのこと。

視察対象の助成事業に関する活動がある候補日時を出すよう要請が来ており、今月18日までに回答する必要がある。当会は主な事業は資料作成なので視察の日程が難しいが、せっかくなので広報していただけるよう、効果的な日程出しを行えたらと思う。

【進捗】その他の事業

横浜カーフリーデー2009

最後の実行委員会が 9/05 に開催されたが、当会はイベントとの重複で出席できなかった。開催日は 9月22日(火休)。お手伝いにお来しいただける方は、昨年同様になると思われるが、詳しい日程は判り次第ご連絡したい。

"Divorce your car!" 翻訳出版

出版社探しに着手し、今のところは一般向け書籍として数社へのご相談と原著者へのご連絡に着手したが、難航している。

高津区蟹ヶ谷・久末地区の交通不便改善に向けた取り組み(協働)

当会では引き続き関係部局との調整を担当するとともに、バスターミナル活性化の一環としての取り組みが検討課題にのぼっている。なおチラシ制作については止まっている。

その他の報告と意見交換

12/06 「高津区市民活動見本市」への参加について

一旦は中止になっていた高津区の事業「市民活動見本市」が、日付・場所を変えて開催されることになったようだ。日時は 12月 6日(日) 10:30〜15:30、場所は てくのかわさき(溝口駅より徒歩約5分)。詳しくは別紙のとおりで、参加方法は下記の3通り(重複可)あるようだ。

□第1会場:てくのホール展示ブースに出展しパフォーマンスをする
□第2会場:てくの1階作業室の展示ブースで参加型出展をする
□第3会場:てくの1階小研修室でワークショップ形式の出展をする

参加する場合は今月中に申し込み、実行委員会に担当者を出して参加する必要がある。

県営野川住宅跡地の緑地公園化の取り組みについて(情報提供)

9月12日に、神奈川県の担当者を招いての説明会、および会の立ち上げを行うこととなったようだ。詳しくは別紙のとおり。溝口駅方面からご参加の方は待ち合わせるので予めご一報いただきたい。

募集・お願い

3月の写真:公共交通でエコライフ!バスをご利用ください。 (54KB)
3月の写真「公共交通でエコライフ!バスをご利用ください。」

ホームページに掲載する「今月の写真」

このところ更新が滞っており、写真を募集中。

持続可能な地域交通に関するものや、川崎市内の風景で季節感のあるもの、徒歩・自転車・公共交通で快適に過ごせる場所などの写真またはイラスト(自作のものに限る)を、題や簡単な説明文を付けてご応募いただきたい。原則として横400px・縦480px以内で縦横比を変えずに縮小して掲載。

メールマガジン

10月号の論文・コラム・書評など(2000字以内)の原稿は 9月30日必着。また、来月のイベント・講演・パブコメ情報(環境・交通分野)も随時寄せてほしい。

会費・寄付

2009年度の年会費(2000円)は、定例会当日に現金で、または郵便振替用紙でのお振込をお願いしている。また、賛助会員(年会費3000円)や随時の寄付も募集中。

「ワンコイン寄付」

ホームページからクレジットカードでご寄付いただける仕組みを準備中。

会計、会報、ポータルサイトなどの事務ご担当

助成金申請通過などにより、事務負担がますます増しており、会報やポータルサイトへの情報掲載なども含め、事務作業を分担したい。会計、会報、ポータルサイトなどの作業を分担してご担当いただきたい。

次回定例会のお知らせ

次回定例会は、10月08日(木) 18:30〜 高津区役所4階「市民活動支援ルーム」(同じ場所)で開催します。 引き続き今年度の各事業の進め方を打ち合わせるとともに、「自転車等駐車場利用者の適正な負担のあり方検討会議」中間報告、川崎市環境審議会「窒素酸化物に係る大気環境対策」に関する検討など(先にパブリックコメントにかかるものを優先)を予定しています。次回もご参加ください。


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