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持続可能な地域交通を考える会 2014年11月(2014年度 第4回)定例会資料

2014年11月13日(木) @かわさき市民活動センター フリースペース

議題

  1. 自転車ルール教本
  2. 『おすすめ図書』
  3. ブログの廃止・再編
  4. 行事・イベント
  5. 視察報告
表紙イメージ (17KB)

『自転車ルール教本』

教本改訂版の頒布

9月中旬より改訂版の頒布を始めた。冊子は1冊80円(送料・振込手数料別、部数がまとまる場合は割引あり)。読者の方よりいただいた指摘や最新の法改正などを反映させるための別紙「補足と訂正」を9月下旬に印刷。電子版(本体は無料、ただし配信システム手数料等が課金される場合がある)では10月下旬より補訂版を発行。

内容については大変好評いただき、神奈川新聞に紹介される、警察署が実施している講習等で紹介されるなどしているが、(少なくとも数字の上では)購入や利用に結びついておらず、実利用を増やすことが直近の課題になっている。

関連作業では、出荷・広報等の事務作業が断続的に発生しているほか、学校関係者等からの要望があった「指導者向け資料」を制作中。この印刷・製本作業12月12日(金)14時頃〜、かわさき市民活動センターで行うので、お手伝いいただきたい。

2013年度に引き続き、2014年度事業も大変好評をいただいており、本事業の社会的意義の高さはうかがえる一方で、助成金は打ち切られ、自費で出した改訂版も各方面より好評をいただくものの売上に結びついておらず、制作費すら出てこない(担当者個人の立て替えになっている)ありさま。この国には社会的意義のある物にお金を回す仕組みが備わっていないのだろうかと、寂しさを感じている。

協賛(広告)付き版の製作と、流通経路の構築

改訂版では裏表紙(表4)をほぼ全面広告にした協賛(広告)付き版の製作に対応している。3000冊以上になるが、自治体等での配布用や、企業のCSR活動等で使っていただけるよう、お声がけをお願いしたい。

また、冊子版は1冊80円だが、直販では送料や振込手数料などを加えると1冊300円近くになってしまう。流通経路を構築し、扱っていただける販売店等を増やしたいが、反応が鈍い状況。自転車店はもちろん、窓口を開いている公共施設などへもお声がけいただき、ご理解ご協力をいただきたい。

2015年度事業:指導者育成と利用拡大、事業の自立継続に向けた取り組み

2014年度事業では、教本の改訂だけでなく、継続できる仕組みづくりも課題に据えているが、後者は引き続き大きな課題として残ったままになっている。

また、教本の効果を拡げるためには、教本改訂・増刷に加え、この教本を使って自転車の正しい乗り方指導ができる人を増やしてゆく必要がある。そのため、今までにも講習見本の映像撮影や、指導者向け資料の制作に取り組んできたが、それらを実際に使ってもらいながら、必要に応じ改良していくことも重要になる。

さらに、継続できる事業にするためには、自治体や企業内での利用、および協賛(広告)を付けての配布事例を積み重ねてゆかねばならない。しかし本会には営業に携わる能力も人的余裕もなく、肝心の教本制作等本体事業を疎かにしないためにも、営業を外部委託するなど、新たな仕組みを模索してゆく必要がある。

本事業を2015年度も継続するかどうかも未定だが、そろそろ来年度の事業計画を立てる必要があるので、12月12日予定の作業日に臨時会合を設けることを検討したい。

『クルマよ、お世話になりました』

反響や在庫状況の確認、今後の取り組み方を検討。

『おすすめ図書』

2015年版冊子の再検討

一次原稿の取りまとめまで作業が進んでいるが、前述の『自転車ルール教本』作業負担に伴い、その後の作業を中断している。

9月定例会までに、表紙色と部数を決め、日程の再調整(この時点で2014年には間に合わなくなった)と、中断期間の新刊を中心に書評対象本の追加対応を検討したが、その後も『自転車ルール教本』関連作業負担が重く、他の作業に手が回らない状況が続いている。

一方で、『おすすめ図書』2013年版の在庫は数十部ほどだが、目立った配布予定がなく、チラシラックに置いている分も減らない状況。さらに今年度より出展イベントの絞り込みを行っており、来年度はさらに配布機会が減ることが予想される。配布担当者や配布機会を確認・整理し、日程や部数を再検討したい。

視察・行事・イベント

【報告】9/23 横浜カーフリーデー@日本大通り・横浜公園

当会は出展していないが、クルマ社会を問い直す会さんの協力により、『市民のための自転車ルール教本』2013年版の配布を行った。

【報告】9/27 自転車スイスイ講演会「サイクルライフ入門―自転車の楽しみ方―」@小平市中央公民館

まんが家・イラストレーターのこやまけいこさんを講師に招き、ママチャリとはちょっと違う本格的な自転車の楽しみを語ってもらう講演会が開催された。その席にて、『自転車ルール教本』改訂版の買取配布と、監修の高橋さんによる紹介(10分程度)を実施していただいた。

【報告】10/17 自転車利用環境向上会議2014in宇都宮@宇都宮共和大学

全国の自治体の自転車担当職員が集まる勉強会にて、『自転車ルール教本』改訂版見本誌の配布と事例紹介の時間をいただいた。

【報告】10/17 蓄電池電車「ACCUM」試乗・視察@JR烏山線・那須烏山市

会議参加で宇都宮へ出かけた機会に、今年度より烏山線で運行が始まった蓄電池電車「ACCUM」(アキュム、EV-E301系)の試乗・視察を行った。 →写真「ACCUM」資料を参照

【報告】10/20 埼玉県戸田市の自転車レーン視察

同市では最新のガイドラインに準拠した自転車レーンの整備が行われている(→写真を参照)。今年度は笹目北町にて整備されており、その現地視察を行った。かつての倉庫地帯が宅地化している地域だが、車道の再配分により、幅が広く、交差点の処理も含めて理想的な自転車レーンが整備されている。しかしあいにく雨に降られたことなどから、撮影は見合わせた。

【報告】10/26 小平市NPOフェスタin元気村2014@小平市民活動支援センターあすぴあ

自転車スイスイさんにより、『クルマよ、お世話になりました』の販売と『自転車ルール教本』改訂版の買取配布を実施していただいた。

【報告】11/07 CYCLE MODE@幕張メッセ

『自転車ルール教本』の広報と業界動向の視察を兼ねて出かけたもの。

11/16 世界道路交通犠牲者(被害者)の日

15日夜(17:30〜19:00、雨天中止)に東京・芝公園の「平和の灯」付近でキャンドルナイトが、16日午後に北海道・札幌で「交通死傷ゼロへの提言 〜世界道路交通犠牲者の日・北海道フォーラム〜」が開催予定。

また、秋田県・熊本県の警察にて、過去数年間に起きた交通死亡事故現場へ黄色い風車を設置予定とのこと。

11/23 西東京市「走って考えよう自転車に安全で快適な道」エコプラザ西東京

別紙の通り。当会は関知していないが、『自転車ルール教本』監修の高橋さんによる講演会が開催されるので、ぜひ出かけていただきたい。

11/29「人と環境にやさしい交通をめざす全国大会」in宇都宮

監修講師の都合がつかなくなり、論文発表への参加は見合わせた。担当者が1人で聴講のみに伺う予定。

12/13 多摩区長尾台コミュニティバス「あじさい号」本格運行開始

昨年夏の試行運行結果を受けて、12月13日(土)からの本格運行が決まった。路線や運行回数などは昨年度の運行実験と同様だが、経費削減のため日祝は運休。またダイヤの調整と運賃の改定(値上げ)が予定されている。詳しくは別紙チラシを参照。

初日の朝9:30より妙楽寺(通称「あじさい寺」、南武線 久地駅または宿河原駅より徒歩20分、市バス溝06・東急バス向02系統「長尾」または東急バス向01系統「切通し上」下車徒歩15分、東高根森林公園 長尾口より徒歩15分)にて出発式が行われる。これに合わせて現地視察を行う。希望者のみとするが、多くの方に参加していただきたい。

1/10 土木学会土木計画学研究委員会 ワンディセミナー No.71「自転車利用環境計画の進展と課題」@土木学会(東京・四ッ谷)

有料セミナーだが、会員以外も参加可。当会からは教本事業担当者が聴講予定。

1/31 かわさきボランティア・市民活動フェア「ごえん楽市」@中原市民館

パネル出展にて申請済み。出展内容は『クルマよ、お世話になりました』と『自転車ルール教本』改訂版の展示即売を予定。当日の店番スタッフを募集。

2/?? 自転車タクシー連絡会 第7回準備会会合

日時・場所ともに未定だが、概ね2月頃に開催することが決まっている。

2/21 幸区市民活動交流イベント@幸区役所

別紙の通り案内をいただいた。

6/21 高津区市民活動見本市「どんじゃもんじゃ祭り」@高津市民館

2015年度も実施予定とのことで、11月より実行委員会開催の案内をいただいている。当会でも担当者を募集しているが、決まっていない。

なお、前回は『クルマよ、お世話になりました』と『市民のための自転車ルール教本(2013年版)』に関するポスターおよび見本誌の展示を行った(販売は不可)

インターネット関連の再編

旧ブログの廃止と過去記事の扱い

2011年に開設し、公式ホームページに掲載しきれない情報提供等に利用してきたが、近年は書き込む人がおらず、SPAM行為等が多く、管理負担のみが発生している状況。現在はSNS等による代替もし得ることから、9月定例会で検討し、旧ブログは廃止することとした。

廃止に伴い過去記事は消滅することから、SNSへ転載するなど、必要に応じ保存をお願いしたい。

また、代替として代表facebookへの投稿をブログ状に表示し、そこへのリンクを設定した。他の旧ブログ利用者も移転先を用意した上で、リンク希望があれば相談していただきたい。

flickrの利用

本会会員が取材等で撮影した写真の提供依頼を受けるなど、写真の活用に関する要望が出ているため、試験的に写真を flickr(米国Yahoo社が運営する写真のSNS、1TBまで無料で使える)に掲載し、比較的自由な利用ができるライセンス形態 (CC BY-SA 2.0) で提供する試みを行っている。

ここに掲載することで、本会活動の広報はもちろん、視察報告や、関係者間での写真受け渡し(現在は Dropbox 等を利用)にも活用できると考えられる。

この取り組みについて問題がなければ、会公式ホームページからリンクを張るなどして、運用を継続したい。

英語ブログの開設

交通分野の英語記事を日本語で紹介する、逆に日本事情を英語で発信するブログの提案が出ていたので、具体的に検討したい。

パブリックコメント

〜10/20 川崎市都市計画課「低炭素都市づくり・都市の成長への誘導ガイドライン(案)

「低炭素都市づくり・都市の成長への誘導ガイドライン(案)について」パブリックコメントが実施されており、5日に地球環境推進員向けの勉強会が開催されたので参加し意見交換を行った。詳しくは代表facebookで報告されている通り。

上記意見交換を踏まえ、パブコメにも下記のような内容で提出することを検討しているが、他にもあればご提案いただきたい。

今後の定例会

※12月には上記の作業および現地視察を行います。作業日には併せて打ち合わせを行います。

※事務局では紙の定例会資料を用意しませんので、各自でご用意ください。


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