持続可能な地域交通を考える会 > 定例会 > 総会・定例会資料 2013年05月 |
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2009年度より情報提供事業の一環として準備してきたが、引き受けていただける出版社が決まった事を受け、2012年度より出版に向けて原稿の準備と推敲、構成の検討などに着手した。2013年内の出版を目指して継続作業する。
また、情報提供事業では『環境・交通・まちづくり おすすめ図書』を改訂発行する。
2011年度より始めた本事業は、2012年度の成果と反省を引き受け、今年度は共同実施団体や商店街などと協力し、運行の要望に応えられる体制づくりを目指す。また、「(仮称)自転車タクシー連絡会」準備会の取り組みを引き続き展開する。
自転車は市民の足として日常的に多く利用されており、特に川崎市内の平坦地では自転車の地域別代表交通手段分担率が2割を超えている(右図、平成20年PT調査)など、多くの市民に支持されている一方で、自転車が関連する「交通事故」は件数こそ減少傾向なものの、自転車利用者の安全が脅かされている状況が続いており、近年の自転車ブームも相まって問題意識が高まっている。
こうした事件の原因は自転車利用者の不注意ばかりではなく、そもそも自転車利用者が正しい交通ルールを学習する機会に乏しいことや、自動車運転者や規制当局の認識の甘さ、道路管理者による自転車走行空間整備の欠陥(歩道通行の常態化、交差点処理の欠陥、自動車対策の欠落)、「自転車は歩道を走るもの」という間違った認識が常識化している等の複合的な問題が背景にあり、当会でも度々、この問題への対応が検討されてきた。
特に2011年の震災以降、自転車への支持が広まりつつあると言われる中で、また川崎市では転入する新住民や子育て世帯が多い中で、今月発表された「川崎市総合都市交通計画(案)」では自転車の利用促進政策が欠落しているなど、行政を含めて自転車利用者の立場に立った取り組みが全く行われていないのが実情。 一方で平成23年10月25日の警察庁通達「良好な自転車交通秩序の実現のための総合対策の推進について」やその後の「安全で快適な自転車利用環境の創出に向けた検討委員会」の提言などの動きが出てきている中で、こうした動きを地域に根付かせていく必要がある。
川崎市内では市民生活に密着した重要な問題に取り組まれていない実態を重く受け止め、2013年度の新規事業に加えることとした。(「平成25年度 かわさき市民公益活動助成金」申請中)
川崎市地球温暖化防止活動推進センターが中心になり、環境省「地域活動支援・連携促進事業」として行う事業。2013年度は商店街等への回収ポイントの拡大、バイオディーゼル燃料の利用拡大を行う予定。当会も引き続き協力してゆく。
2010年度、川崎の交通とまちづくりを考える会(K-cube) さん主催事業に協力して実施したもので、2011年度も視察や連絡会を開催したが、2012年度は連絡会が実施されておらず、2013年度は開催予定と聞いている。引き続き K-cubeさんの取り組みに協力する。
「かわさき気候変動円卓会議」(旧 MAKE the RULE 川崎)では、市内の環境分野で取り組む団体で集まっての円卓会議を開催する案が出ている。 本会では、こうした事業に随時協力してゆく。
従来より取り組んできた情報発信やイベント出展等は、今年度も継続して取り組む。 また、他にも取り組むべき事業がある場合、予算措置を伴わない事業については担当者が決まれば随時実施を含めて検討したい。
この他、事務局の負担軽減に向けた対策を引き続き検討する。
当会の事業は、会員みなさんの自発的なご参加・ご支援により支えられています。 会員の年会費は 2,000円、個人賛助会費は 1口 2,000円です。また、会費は支払えないがイベント出展時などにボランティアでお手伝いいただける方向けの協力会員制度(会費無料)もあります。
皆さんのご参加・ご継続をお願いいたします。
本総会終了後、同会場で5月定例会を開催します。引き続きご参加ください。
各事業の進行計画と主担当者については、別紙の進行表(内部資料)を参照。
現在は、全体の固有名詞を含む表記の精査や、全体に圧縮などの作業を行っている。 年度替わりで事務作業負担が重い時期と重なったことから、予定より遅れて進行中。詳しくは後述。 翌週に出版社と打ち合わせを行い、今後の方針を検討する。
平成25年度 かわさき市民公益活動助成金を申請しており(4月定例会資料を参照)、書類審査を通過した。5月18日午後の公開プレゼンテーション審査を経て、採否は6月に判明する。 プレゼン準備を14日に行う。
なお、教本制作の作業進行状況は別紙進行表の通りで、概ね順調に推移している。 一方、協賛金確保や講習会準備などは目処が立っていない。
4月1日に助成金事業報告書を提出し、14日の公開プレゼンテーション報告会で報告を行い(別紙参照)、昨年度の本事業が完了した。
なお、当会が幹事になっての市民活動助成金事業は昨年度で一段落とし、今年度からは役割分担し、当会では主に地域間連絡会に取り組んでゆく。
市内の事業は街おこし協力隊さんと川崎の交通とまちづくりを考える会(K-cube)さんが中心になり、地域活性化事業として取り組んでいただく(当会は後方支援の立場から、必要に応じ要望を受けてお手伝いする)。
今年度も事業を行う予定で、環境省地域活動支援・連携促進事業補助金の申請準備中。早ければ6月下旬頃から動き出す見込み。商店街等での回収体制の拡大、発電機の利用、天ぷら油で走るエコバスの利用拡大、貸切バス事業者での利用拡大などを図っていく。
2013年版を制作中。仕様は前回同様(判型=A5、ページ数=16〜20p)とし、表紙色は黄、発行部数は1000(ただし2回に分けての印刷を検討)とした。
目録掲載用の推薦や改善提案などは3月で締め切り、今は原稿の校正および目録の整理を行っている。 なお、今回新たに書評が載る本は下記の通り。
2月末に原稿締切、3月定例会で校正用原稿の配付(ここまで済み)。他事業との関係でその後の作業が中断しているが、6月13日に印刷、同日の定例会で製本作業を行い、16日の「高津区市民活動見本市」には配布を始められるようにする。
当会は昨年同様、11階「CCかわさき交流コーナー」に出展予定。他の環境分野の団体と足並みを揃え、子ども向けの環境学習的なイベントをひとつ実施する方向で検討している。当会の出展内容は担当者を中心に検討しており、6月定例会にて準備作業を行う予定。次回実行委員会は5/20。
また、実行委員会で製作する出展団体の紹介冊子の原稿を提出する必要があるので、本日検討したい。
原題 "Divorce your car! -ending the love affair with the automobile-" の翻訳出版に向けて、昨年の定例会で時間を取り、仮翻訳原稿の推敲や、構成の検討などを行ってきた。 現時点での進捗状況および今後の予定(見込み)は進行表の通りだが、翌週の出版社との打ち合わせにより変更があり得る。 以下は目標時期やページ数。
部 章 p数 整理 | 部 章 p数 翻訳 p数 整理 目標p数 Intro 7 済 | 1 1 15 済 | 3 11 20 済 18 2013/ 7 10 2 11 済 | 12 20 済 7 2013/ 7 7 3 13 済 | 13 17 済 17 2013/ 8 9 4 11 済 | 14 14 済 20 2013/ 8 7 5 10 済 | 15 10 ―――― 0 ―――― 0 2 6 14 2013/ 4 | 16 18 済 26 2013/ 9 9 7 11 2013/ 4 | 17 15 済 19 2013/ 9 8 8 15 2013/ 4 | 18 11 済 15 ―――― 11 9 14 2013/ 4 | コラム 済 10 12 2013/ 4 | その他 済
昨年度より借りているかわさき市民活動センター内の共同事務所「市民活動ブース」の利用者カードが更新されている。24年度のカードを持っている人は交換する。
なお、この市民活動ブースには事務用品一式に加え本棚を設置しており、交通・環境・まちづくり分野の本250冊あまりを収蔵している。関係者がブースに居る時であれば、館内閲覧はどなたでもご利用いただけるし、会員(協力会員・賛助会員を含む)には貸出もしているので、ご活用いただきたい。新たに利用希望の会員は申請を。
主催者の都合により遅れていたが、報告書が先月完成し、献本をいただいた。希望する会員にお渡しする。
当会は『東日本大震災と「計画停電」が貨物輸送に与えた影響』と題し、震災後1週間のJR貨物の運行状況の紹介展示を行ったが、その概要が収録されている。 他にも、大気汚染の実態に詳しい東京大気汚染裁判弁護団より国内の PM2.5 汚染の報告や、札幌市地下鉄を活用した宅配運搬実験の報告などが掲載されているので、ご覧いただきたい。
2011年3月より「川崎市総合都市交通計画検討委員会」が開催されて、今年1月までの計7回で検討会議が開かれた。また、昨年5月に骨子案が、今年2月に最終案が公表され、パブリックコメントが実施された。当会では検討委員会の傍聴、市主催説明会への出席と意見表明、独自の勉強会開催、パブリックコメントへの意見提出を行ってきた。 (2012.07.17『川崎市総合都市交通計画』骨子案に関する意見書、 2013.03.04『川崎市総合都市交通計画(案)』に関する意見書)
その後、4月17日付けで「川崎市総合都市交通計画」が策定され、その全体版および概要版(添付資料参照)が市のホームページで公表された。また最終案のパブリックコメント結果も公表されている(添付資料参照)。